2015年12月6日日曜日

第58回東京国際ギターコンクール2次予選結果速報

今年は、顔見知りが多く数年ぶりに演奏が聞けて良かった。それぞれの成長ぶりに楽しく聞くことができました。コンクールだから仕方ありませんが、内容より音量がある人に軍配が上がったようです。一位通過のザビエル・ジャラくんのギターは、良く鳴ります。力木がカーボン材で出来ているそうです。まるでマイク内臓されているようです。こんなに楽器の差があると正しい判断が難しいでね。一度参加者みんなで同じギターを弾いた演奏を聴いてみたいものです。
今回の課題曲ポンセでしたが、和音から出る共鳴音をちゃんと消していない人が数人いました。

また、和音になったときのバランスがわずかに悪い人がいました。
 和音の鳴らし方は、難しいのです。
ピアノに例えるとただ鍵盤に書かれている和音を左手右手で弾いても正しいバランスには鳴ってくれません。この時に先生から弾いて聞かせてもらっって生徒さん方は耳が養われて和音のバランス感覚が身についてきます。このバランスができていないとペダルが入ると濁ります。ギターですと右手P指は、ピアノの左手低音部にあたります。imaは、ピアノの右手高音部です。

この和音を鳴らす時に、P指で鳴らした音量と選択した音質(固いから柔らかいまで)の変化によってimaの音量や音質を選択します。意図的に考えてやっている人は少ないようですが、耳のよい専門家は考慮します。
微妙に低音部と高音部の音質と音量のバランスがずれている人がいて気になって困りました。この感覚がある人が落ちてしまったことが残念でしたが、今後の成長に期待できる人がたくさんいてとても面白かったです。来年も聴いてみたいと思いました。

 蛇足
今回運営上の参加人数と課題曲の長さの問題でしょうが、トイレ休憩が少なく途中で行きたくなって聞けなかった人が出ました。1時間に1回5分トイレ休憩を入れてほしいです。