2015年8月17日月曜日

2015年第8回クラシックギターサマーセミナーin原村概要

偉大なギタリスト故稲垣 稔氏の3回忌を迎えます。生前親交のあった音楽家をお迎えして行います。概要は、以下の通りです。
日時:2015年8月21日(金)~23日(日)

会場:グリーンプラザホテル長野県諏訪郡原村八ヶ岳美術館隣 
長野県諏訪郡原村中央高原17217-2821 TEL: 0266-74-2041 FAX: 0266-74-2188


今年のゲスト講師紹介
小原聖子(ギター)、安藤史子(フルート)、竹内竜次(ギター)、田口英子(ピアノ)、田口秀一(ギター)、松本努(ギター)
特別講師
小原聖子(ギタリスト)
幼少より父、小原安正に師事し14歳でデビュー。来日中の巨匠ナルシソ・イエペスに認められ17歳の時、イエペスと一緒にスペインに渡る。イエペスの個人レッスンを受けながら、更に音楽を深める為、マドリッド王立音楽院音楽院に特別入学、ギター科・初代主任教授サインス・デ・ラ・マーサのクラスで学び、機会ある毎に巨匠アンドレス・セゴビアの個人レッスンも受講、スペイン 三大巨匠に直接学ぶ。その後、多くのギター作品の本邦初演、日本国内で500回以上を超えるリサイタル
海外でもカーネギーホールを始め、世界各地でコンサート活動を積極的におこなう。NHK教育テレビ「ギターを弾こう」の講師も2年つとめ、世界的にみても教える人の少なくなったスペイン伝統奏法を日本に広める活動を行っている。
又、門下生からは、コンクール優勝者を多数く輩出。

現在、社団法人日本ギター連盟副会長として、東京国際ギターコンクールの運営にあたり、日本のギター界の発展に尽くしている。社団法人日本ギター連盟副会長
東京国際ギターコンクール 本選審査員。


21日(金)17時~18時ゲスト講座  2,000円   
「フルート&ギター アンサンブルの魅力について」
 比較的、演奏される頻度の多いこの2つの楽器の組み合わせ、フルート奏者からみた ギタリストに望むものは!? このアンサンブルの魅力を歴史と共に追っていきたいと思います。


内容
1. 19世紀の華やかなギターの時代
  フェルナンド・ソル、フェルディナンド・カルッリ、マウロ・ジュリアーニetc.


2. 19世紀ベーム式フルートが出来るまでの歴史

中世・・6つ穴の木管「ファイフ」

16世紀初めルネッサンスのフルート・・4つの大きさの室内楽用のフルート、

カエデやツゲの軽い素材で作られ、明るい音色が特徴。

  17世紀・・バロック文化の開花で分割されたフルートの改良

  18世紀・・木管楽器の改良の中心はフランス。オトテール族の活躍。

        ルイ14世のきらびやかな時代で、宮廷で使用される楽器は総象牙

    ◇フランスフルートの発展~産業革命~ベーム時代の到来。



3.古典派を代表する作品の紹介(ギター 田口秀一先生)
    ♪フェルディナンド・カルッリ:セレナーデ op109-no.1 より
    ♪マウロ・ジュリアーニ:協奏的大二重奏曲 op85より

4. 古典派の室内楽作品 
★レオンハルト・フォン・カル(1767-1815
  Fl +ギター  歌+ギター Fl Va Guit セレナーデ(三重奏)
  Vn Va VC Guit. 四重奏
★アントン・ディアベッリ(1781-1858
セレナーデ Fl Va Guit.  作品36.65.66.95.105
★ヴェンツェスラウス・トマス・マティエカ(1773-1830
ノットゥルノ op21  Fl Va Guit  →シューベルト 四重奏へ

5. 20世紀に入って・・・
  ♪テデスコ:ソナチネより 作品紹介(ギター 田口秀一先生)
    ♪イベール:間奏曲
6. フルート奏者からみたギターとのアンサンブルについて
  響きのブレンド・呼吸
  ♪テデスコ:ソナチネより 2楽章 (田口先生)

※最後に稲垣氏とのアンサンブルの思い出
講師ゲスト 安藤史子(フルート)、

安藤史子(フルート)

神戸女学院大学音楽学部卒業。在学中、ハンナ・ギューリック・スエヒロ奨学金を受賞。渡仏、パリ・エコール・ノルマル音楽院よりフルートと室内楽の最高位のディプロマを取得し卒業。フルートを津田公子、曽根亮一、加藤元章、クリスチャン・ラルデ、ピエール=イブ・アルトーの各氏に室内楽をダリア・オボラ氏に師事。帰国後、大阪・東京でのリサイタル、NHK-FM出演、オーケストラとの協演、M・ラリュー氏とデュオコンサート等でソリストとして目覚しい活動を展開。1997年ブラジル政府の招聘により5都市で公演。国内外の多数の演奏会に出演。2008年3月には一柳慧氏プロデュースの「アンサンブルオリジン・アメリカ公演」カーネギーホール(ザンケルホール)にてソリストを務める。7月にはラトビアで開かれた音楽祭に招待されラトビアの現代作曲家の作品を取り上げたリサイタルを開催。2008年より室内楽の魅力のシリーズを企画し珍しい作品を紹介する事にも力を注いでいる。2013年、シンガポールのフルートフェスティバル、2014年3月にトンヨン国際音楽祭に出演。これまでに“Décollage”“Moment”“そよ風のたより”の3枚のCDをリリースしている。第3回日本管打楽器コンクール、第3,4回日本フルートコンベンションコンクール、第1回日本木管コンクール入賞。兵庫県新進芸術家奨励賞、大阪文化祭奨励賞、第1回松方ホール音楽賞大賞、第29回神戸灘ライオンズクラブ音楽賞受賞。現在、フェリーチェ音楽院、神戸女学院大学、京都市立芸術大学、同志社女子大学講師。いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。


















田口英子(ピアノ)
武蔵野音楽大学卒業、同大学院終了。武蔵野音楽大学卒業演奏会、読売新人演奏会等、数々のコンサートに出演。
85年6月東京にてリサイタルを開催。同年パリ・エコールノルマル音楽院に留学、研鑽を積む。その間、パリでのコンサート等行なう。90年6月東京にて帰国記念リサイタルを行なう。92~96年昭和音楽大学、同短期大学ならびに同付属音楽教室講師を務める。ピアノを丸山淑子、久富綏子、徳川愛子、L・ヒルトブラウンL・グッソー、E・エリアスの各氏に、伴奏法をH・ピュイグ=ロジェ氏に師事。96年11月よりピアノ教室
を主宰。97年ギター&ピアノの夕べを主催。2007年より音楽工房グランソノリテピアノ教室と改名し、現在にいたる。現在、声楽の伴奏ピアニストとしても活動中。

21日(金)PM19時30分~重力奏法の講座、田口秀一(ギター)1,500円
(タレガ派から受け継がれている奏法を体系化し伝えます。腱鞘炎や手を痛めた方が改善しています。伸び悩んでいる方やプロを目指す方にも大変役立っています。伝統を重んじそこから新しいものが生れます。根のないものは育ちません。)

今年は、左手に重点をおいてお話しようと思います。

重みを利用した左手の使い方

指の置き方向きの重要性、フレットボックス3つと4つのケース、指の付け根と手首の返し、肘の位置との連動など

田口秀一(ギター)
はじめにピアノを13歳からギターを始める。金平政彦・順江夫妻、兼古隆雄、小原聖子各氏に師事。和声を清水環氏に師事。パリ・エコール・ノルマル音楽院にてR・アンディア、A・ポンセ教授に師事。86年ギター科と室内楽クラスにて演奏家ディプロムを取得。スペインはアルコイにてJ・ルイス・ゴンサレスに師事。O・ギリア、レオ・ブローウェル、アリリオ・ディアス氏等のマスタークラスを受講するベート・ダベザックマスタークラスファイナルコンクール第2位。88年帰国。02年伝承が難しかったタレガ奏法の原理(重心移動)に気付く。2007年より第1回蓼科高原サマースクールを偉大なギタリスト故稲垣 稔氏と共同で立ち上げる。(社)
日本ギター連盟正会員。大阪国際音楽コンクール東京地区本選弦楽器審査員。2012年8月、重力奏法を基盤にした「ギターメトード基礎」現代ギター社より出版好評を得ている。

23日(土)講師演奏会 2,000円13時40分~15時
安藤史子(フルート)、田口英子(ピアノ) 田口秀一(ギター)、松本努(ギター)、
ムーケ:ソナタ「パンの笛」より第1楽章
フォーレ:コンクールのための小品(フルート&ピアノ)
ピアソラ:タンゴの歴史より
               Bordel1900
               Cafe1930(フルート&ギター田口)
モンティ:チャルダーシュ(フルート&ピアノ)

稲垣門下の愛弟子九州よりプロギタリストの竹内竜次さんをゲストとしてお迎えます。

ソロ演奏 竹内竜次(ギター)
パッサカリア(S.L.ヴァイス)

情熱のマズルカ(A.バリオス)

スケルツォワルツ(M.リョベート)

フレンチシャンソン集より(R.ディアンス)
愛の賛歌、僕の部屋に雨が降る
竹内竜次(ギター)

1976年 別府市に生まれる。8歳より父の手ほどき を受ける。ギタリスト稲垣稔氏に師事。ソルフェージュを中山由布子氏に師事。1995年パリ・エコールノルマル音楽院に留学。同音楽院にてアルベルト・ポンセに師事。1998年帰国。各地でリサイタルを開催する。現在、精力的に演奏活動を行う傍ら後進の指導も行っている。サンシティー音楽院ギター科講師(別府)。コンパルホールギター講座講師(大分)。コンパルギター楽部講師(大分)。フォレストヒルミュージックアカデミー・ギター科講師(福岡)。日向ギタースクール講師(宮崎)。第36回東京国際ギターコンクール首席2位。第18回GLC学生ギターコンクール優勝。スペインギター音楽コンクール優勝。大分合同新聞社賞受賞。 


今回新人ギター製作家紹介コーナーを設けました。22日(土)19時30分
上水清氏
1945年生まれ。
棚田での農業は継がず、
勤め人となる。
40代の後半にギター教室に通い、師が奏でるギターの音色に心奪われ
ギター作りを志す。
上田市のギター制作家 石井栄氏の指導を受け、ギター制作の基礎を学ぶ。
第一回アマチュア・ギター制作コンテスト(2003年 徳島)3位。
第二回アマチュア・ギター制作コンテスト(2005年 茨城、ギター文化館)優勝。
「音楽表現の許容範囲の広さが随一。加えて、音そのものが、
純度(透明度)と同時にギターらしい切なさの色合いを含んでいてなんとも言えず美しい。」
と評される(現代ギター2005年8月号)。

2005年の秋、ギタリスト岩村通康氏を招き優勝ギターを使用した
コンサートを「さらしなの里展望館」などで数回開催。

定年退職後ギター作りに専念。更なる向上を目指して研鑚を重ねている。
趣味、渓流つり、口琴

 === ギター製作に関するメモ ===

*良材を使い、時間をかけて全行程を丁寧に心を込めて作ることがモットー。
*個性的な音色を求めた試み
  1、全ての部材を日本産で。(表材檜、裏横材ぶな、ヘッド・口輪・駒材柿の埋
    もれ木、指板材欅の埋もれ木、ネック材楓)
  2、篠高音芽(シノコウオトメ)
    (古い高校の図書館の机、落雷で倒れた校庭のヒマラヤ杉)
    作品は当高等学校に寄贈。
  3、寺の廃材を使用したギター
  4、10弦ギター
  5、着脱可能なトルナボスとそれに対応したギターの製作

  *紹介記事
   1、第二回アマチュア・ギター制作コンテストの記事
           現代ギター№489号2005年8月号
        ギター文化館イベントの歩み(ギター製作展inやさと)
          http://guitar-bunkakan.com/history.html
  2、ギター制作コンテスト優勝の報道記事(信濃毎日新聞2005年5月31日付)
  3、「ビバ定年」定年後の生き方に関する記事(共同通信社)  2007年11月~12月に掲載 
   (山梨日日新聞、神奈川新聞、信濃毎日新聞、静岡新聞夕刊、岩手日報、京都新聞夕刊など各紙)
松本努(ギター)

高校在学中にエレキギターを始める。その後田口秀一、 佐藤紀雄 、稲垣稔の各氏にクラシックギターを師事。桐朋学園芸術短期大学クラシックギター専攻、芸術科、専攻科 、研究
科卒業。
定期演奏会、卒業演奏会に出演 故稲垣稔氏と田口秀一氏が共同で立ち上げた蓼科サマースクールのアシスタントを務める。リスト音楽院にてJ.エトヴィシュのマスタークラスを受講。在学中に25弦箏、17弦箏、フルート、ギター、パーカッションによるアンサンブルユニットONCERⅣを結成しジャズフェスティバルやライブハウスなど、コンサートホール以外の様々な場所でも演奏活動を行っている。NHK前橋放送局にてCD 5seasonが取り上げられる。現在 木更津 君津ギター教室主宰、音楽教室パセオ藤沢、FCFミュージックスクール、群馬県太田市Amatelギター講師を務める。田口秀一主催の原村サマーセミナーのレギュラー講師を務める。田口秀一氏のメトードを取り入れた指導を行い、門下生よりコンクール優勝者を出している。

今回は、受講タイプを4つ用意しました。ご希望を申し出てください。定員となりました。
タイプ1.受講料52,000円(税込)
小原聖子&田口秀一 
各1回ずつのレッスンと以下の3つ講座と講師演奏会、15時10分~17時有志による発表会2泊3日宿泊費、朝食、夕食含む)

タイプ2.受講料48,000円(税込)
田口秀一&竹内竜次 定員となりました。
各1回ずつのレッスンと以下の3つの講座と講師演奏会、有志による発表会、2泊3日宿泊費、朝食、夕食含む)

お陰様でタイプ1と2が定員となりましたので他の選択肢としては追加レッスンと単発レッスンとなりました。

*ギター講師3人に一回づつ受講の場合は、ご相談ください。

単発レッスンも可能です。ご相談ください。
田口英子(ピアノ)
安藤史子(フルート)

*各講師のレッスン聴講は、21日(金)14時~17時2,000円、22日(土)8時15~12時2,000円、23日(日)8時15~12時2,000円


マイカーの方:諏訪南ICより約10分 八ヶ岳美術館隣り(カーナビ利用の場合)
電車の方:中央線富士見駅よりタクシーで約10分(2000円ぐらいしたと思います。)
 バス茅野駅(諏訪バス茅野)は、西口4番乗場より発車。
運賃220円茅野~美濃戸口で八ヶ岳中央農業実践学校までいらっしゃれればホテルの方が迎えに来てくださいます。お申し出ください。

バス時刻                  集合時間13時に間に合うお薦めの時間(青字)

茅野駅           ↓  10:25  12:20  13:45 
八ヶ岳小さな絵本美術館前       ↓  10:49  12:44  14:09 
八ヶ岳中央農業実践大学校前 ↓    10:52  12:47  14:12 

申し込み方法:メールstudio-grandsonorite@jcom.home.ne.jp
または音楽工房グランソノリテTEL&FAX:042-502-6264(田口)
氏名、住所、電話または携帯番号、年齢、性別、音楽歴、受講曲、今回のレッスンで習いたこと、受講希望タイプ番号を記入してご連絡ください。後日振込先をご連絡いたします。