2013年3月8日金曜日

ギターメトード基礎用法と補足9

P.58
セーハ(Ceja)の押さえ方
セーハ(スペイン語)バレー(フランス語)日本では、セーハが一番使用されています。
大セーハ⑥弦~①弦まで人差し指親指よりの横側面で押さえます。
まっすぐ伸ばして(少し反らして)押さえるやり方と人差し指の側面で押さえ少しカーブさせるやり方と2つあります。
半セーハ(③弦~①弦)第2関節を曲げて押さえます。この時も横側面です。
セーハのコツは、押さえる内容によって親指の位置が変わります。また、重みの使い方もヘッドに向かって押し上げる←場合と床に向う下へぶら下がる↓のとハイポジションに向かって→押す場合もあります。
ここでの課題は、脇を閉めて左に傾けるシンプルなやり方をまずマスターしてください。

P.60
3度と6度
訂正箇所:1拍目のド#は、2分音符です。

P.61
10度
これは、有名なF.タレガのラグリマの下地練習と思ってください。人差し指に力が入っている人がほとんどですが、小指に重心を掛けます。低音の4弦ではノイズが出ますので離して移動する練習をしてください。

P.62
小指を回して押さえる
この課題をすることで難しいと思っていた4指①弦と3指⑤弦まで届くようになります。

ギターメトード基礎用法と補足8

P.48~49
スラー導入
この48ページ以降からは順次進めるのでなく各人の苦手なところに合わせて進めてください。
スラーのコツが得れないときにお勧めです。
スラーの記号は、弧線で表わしています。開始音は、重みをかけるので少し強く長くひっぱる感じにつなげますので後続の音は着地するようにそっと鳴らします。 「ティーヤン」と結果、物理的に音価が変わります。ニ分の一づつになりません。3分の2と3分の1程の長さに変わります。ご注意ください。知らないギター奏者が多いです。

P.50
スラーの補助なし
3弦から練習することでネックの中心と左親指の位置も上部になって安定してできます。指で叩くときやひっかくときも腕の重みを加えることをお忘れなく!

P.51
フレット・ボックス3つを使う
基本フォーム
これは、左手のCコード、Am、Dm、Gの下地になるものです。
1指の爪は、自分の方に向きます。

フレット・ボックス4つと5つを使う1指の向き
フレット・ボックス4つ:1指の爪は、フレットに対して平行になります。
フレット・ボックス5つ:1指の爪は、ヘッドの方に向きます。(逆向き)

P.52
リガード(スペイン語)スラー(英語)の連続
ここも腕の重みをかけることを忘れずに練習をしてください。

P.53~54
中高年に差し掛かりますと指が固くなってきます。そうしたことをほぐすために紹介をしました。
ギターを弾くときに一番使う動作は、曲げている指と伸ばしている指の組み合わせが一番多いです。横に指を伸ばすことと思いがちですがこれは誤りです。

P.55
ポジション移動とフィンガーガイド
番号が抜けていますが、
1段目は、③弦上で行ってください。
2段目は、①弦上です。
3段目は、②弦上です。①弦ミの開放弦は使用しないでください。

4段目と5段目の課題は、忘れ去られたフィンガーガイドを紹介しています。ラを弾き終わった後1指をフレットから離してしまう方がほとんどですが、本当はフレットから浮かせますが弦から指を離さないで待機させておきます。
3指でシを鳴らしたあとラにあった1指をなぞりながら(グリッサンドにならないように)「スー」と第6フレットのド#に移動する方法を取ります。この方法ですと左手の移動は、「グッ」と力が入りません。脱力して移動ができます。裏ガイドまたは、フィンガーリングとでもいいましょうか?この間接移動の運指法は、大変重要です。いろいろな応用ができます。

P.56
左手のエクササイズ
左手の親指を浮かせて弾くための練習課題です。コツは、指の関節と指紋あたりの関節の固定作用と腕の重みで押さえます。後ろに引っ張るやり方ではありません。肘は、開かない(脇を閉めた)方が上手く指先に重みがかかります。
この課題を一回通した後に今さらっている練習曲や自由曲を弾いてみてください。無駄な親指の挟みこみをしていたことに気づくはずです。

つづく9へ

ギターメトード基礎用法と補足7

P.44
簡単な単旋律と低音での消音練習
上声アポヤンドと低音アルアイレ
単旋律
no.1~4は、ご自身が一人で歌ったときをイメージしてください。
1小節目ミミミミと歌った後2オクターブ低いミミミ~と歌うと前の音は残りませんよね。その為、休符は、書かないんです。
ではギターで楽譜通り弾くとなると①弦ミを意図的に消しませんと⑥弦ミを弾いた時も残ってしまいます。休符が書かれていませんけど消音をします。

no.5
2声
文字通り2つの声になります。Aさんは、高い音符を歌います。Bさんが低音を歌います。
その為、Bさんは、1拍目は、四分休符歌いません。2拍目と3拍目のミミと歌い4拍目は四分休符ですので歌ません。音が鳴っていてはいけません。

no.6
単旋律
これは、左手を使った単旋律です。同様に単旋律ですから休符が楽譜に現れることがありません。音価を守って四分音符と八分音符の長さどおり弾いて消してください。共鳴してギターが鳴っている箇所も消してくださいね。

no.7
2声
休符を守ってください。






P.48
no.8
単旋律ですので休符がありませんが、八分音符を守って開放弦を消してください。


no.9
これは、2声です。
A声は、四分音符と八分音符、符点四分音符で書かれています。
B声は、最初A声と同じミを歌って2拍目は低音ラ。再びA声と同じ高音ミを歌ってください。と書かれています。

no.10
これも2声です。
A声は、八分音符でレミファ#ミ ニ分音符でファ#と伸ばしています。B声は、休符が抜けていました。2分休符が入り3拍目からA声と同じファ#を歌い低音レを鳴らします。
5小節目からB声は、シンコペーション(拍のアクセントが前倒しになってずれます)です。

上声部と低音部同時アポヤンド練習
no.1~P.47 no3開放弦
ここでは低音部消音のためにP指のアポヤンドを活用します。アポヤンド=強く弾くための弾き方と思われているところがありますがそうではありません。1小節目の低音全音符ラが2小節目の一拍目消すために⑥弦ミをアポヤンドします。その為強く弾くのではなく「スー」とスライドさせるように⑥弦ミを弾いてください。⑤弦のラが止まりますね。

no.4~7
左手を使用します。今までの消音法を生かして課題を消化してください。

なぜ?右手で消音をするのか?
逆説になるんですが、消音をすることで右手のフォームや指の動作が良くって脱力していくということが分かったからです。言葉だけや弾いて見せても第3者には伝わりません。基本とは何か?本当に掘り下げないと気づけません。

つづく







ギターメトード基礎用法と補足6

P.42
応用課題
 文字どおり同時アポヤンドの応用課題です。

細かなパッセージ
 特に重要なのが課題4です。スタッカートとして使用しますし、指の交叉での大振りの矯正にもとて も効果絶大です。

右手運指の順次進行、右手運指の逆行進行
 この二つの右手の運指使いは、知っておいて頂きたいです。いつも弾きやすい順次進行で右手の運指で弾くことができません。そのためにも事前に慣れておく必要があります。弾くコツは、その時に手の移動を忘れないことです。また、特徴として滑らかに弾きたい箇所は、順次運指で弾き、アクセントが逆に来る場合に逆行運指で決めていくというケースもあります。これは、海外の楽譜に見かけることがあります。ちゃんと意識して使い分けているんですね。

P.43
二つのアルアイレ
 ここでは低音弦2つ以上同時に(P指)で弾かなければいけない時の2つの動作を紹介しました。
「払うように 逆払いアルアイレ」名前が付いていませんので私が便宜上命名しました。
この弾き方をできるとヴィラロボスのプレリュード1番のようにメロディーが5弦音の厚みを出すために⑥弦が付いてくる場合5弦の音を有効に際立たせるのに向いています。朗々と歌わせるときにも適しています。
逆に「カット・アルアイレ」は、鋭く!音の立ち上がりを求めてたいときにとても有効です。
アクセント音やスペイン的な音を求めるときにいいです。ただし、ヴィラロボスのように旋律が下の弦に来る場合は、コントロールが難しいのであまり適していません。ここでもそれぞれの弾き方の特徴を踏まえて用いてください。習得に時間を要しますが確かな上達が見込めます。
この二つの関節動作を使い分けている邦人はとても少ないですが、ぜひあきらめず精進することをお勧めいたします。

続く7へ